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ネコ達と奮闘する私の毎日
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2010年07月26日 (月) | 編集 |
Hot Dog BoonさんがTwitterで紹介されていた
札幌市動物管理センターで行われている殺処分のその瞬間の映像です。

もと飼い主だった人たちは自分が一緒に過ごした子がこのような最後を迎えるのだということを知るべきです。
それでもこの方法を取りますか、と聞きたいです。

センターの職員さんたちは動物好きの人が多いと聞きます。
それだけに毎日持ち込まれる犬や猫を殺処分にしなければならない時は断腸の思いなのではないでしょうか。

ほとんどのセンターでは二酸化炭素ガスによる殺処分が行われている中、少しでも苦しみを和らげようと下関市動物愛護管理センターでは吸入麻酔剤を導入しました。職員の方が話しているように精神的な苦しみはなくならないけれど、肉体的な苦しみはなくなっているだけでも進歩しているようには思われます。

わたしはセンターに持ち込まれる際に飼い主の方にまずこの映像を見てもらうことを必須とすべきだと考えます。
そしてそれでも引取りを希望する人にはいったん持ち帰ってもらい、1~2週間後に再度連れてきてもらい、センターの獣医さんのところで飼い主さんと一緒に安楽死という方法を取る、というのはどうでしょうか。

いったん連れて帰った1~2週間の間にセンターでは動物愛護団体や一般の人たちへその犬や猫の情報を流して引き取ってもらえるところが見つかればそれも良し、子犬などでセンターがしつけて里親募集することにするならセンターで引き取れば良いと思うのです。そうすればセンターで5日間なり1週間さびしい思いをすることもないし、その期間中に飼い主の気が変わることもあるかもしれません。

引き取り手が見つからず、処分しなければならなくなってしまう子も飼い主さんの腕の中で眠ることができるし、何よりも飼い主自身が最後まで責任を持つという意味でも必要だと思うのです。
それにかかる費用の全額もしくは一部でも飼い主に負担させることも、重要なことだと思います。
命を簡単に捨てたり消したりすることはできない、ということを考えてもらわなければなりません。

センターに殺処分の機械を置く必要もないし、場所にも余裕ができたら野良猫や子ねこの保護や里親探しもできるようになるかもしれない。職員の方の心の傷も今よりずっと減るのではないでしょうか?

今はとにかくみんなが簡単に捨てることができる、それが問題だと思います。

長くなりましたが、目をそらさずに現実を見つめ、どのように変えていくことができるのかみんなで考えていきましょう。

<2010年9月23日追記>
You Tubeがこの動画掲載を不適切と判断し、サイトから削除されてしまいました。
詳しくは
こちらをご覧ください。